第30回研究会(2012年9月3日)PC(パーソナル・コンピューティング)の変遷と今後
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2012年9月3日 第30回研究会
日時 | 2012年 9月3日(月) 13:30~17:10 (意見交換会 17:20~18:50) |
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場所 | 日立マクセル本社ビル 2Fホール (東京都千代田区飯田橋2-18-2) |
プログラム
開会挨拶
『モバイルと4スクリーン時代のライフスタイル』(講演 13:40~14:40)
いまiPhoneを最も買いたがっているのは10~20代の女性たちだ。全世代を通じて最も購入意向者の比率が高いのだ。2007年のiPhone登場以来、ネットのみならず生活全体が大きく変化しはじめた。そのモバイルは、ここまでどのように進化してきてこれからどこに向かおうとしているのか?
スマートフォン、タブレット、PC、テレビの4スクリーン時代のライフスタイルと求められるデバイス像を考える。
講師
遠藤 諭
株式会社アスキー・メディアワークス
アスキー総合研究所 所長
プロフィール
1956年新潟県生まれ。1985年アスキー入社、1990~2002年『月刊アスキー』編集長、アスキー取締役などを経て2008年より現職。1980年代のPC革命が、情報通信技術と合体したことで何が起きたのかを、直接、間接に関わり、また見聞きしてきた。著書に『ジェネラルパーパス・テクノロジー』(野口悠紀雄氏との共著、アスキー新書)『ソーシャルネイティブの時代』(アスキー新書)『頭のいい人が変えた10の世界』(共著、講談社)など。アスキー総合研究所は、角川グループの出版社である株式会社アスキー・メディアワークスのリサーチ部門で、デジタルとコンテンツに関する領域で、調査・分析・コンサルを事業化している。
『Windows 8で支えるキャンパスライフ』(講演 14:50~15:50)
タブレット端末やWindows8等の登場によりPCの新しい利用シナリオが生まれてきています。大学生の約85%が個人用PCを持っていると言われますが、これらの技術革新により学生一人1台PCを支える大学ITインフラのあり方も変わっていくべきだと考えています。
Microsoftが考えるこれからの学生用PCと求められるITインフラについてお話しします。
講師
中川 哲
日本マイクロソフト株式会社
パブリックセクター統括本部
業務執行役員 文教本部長
プロフィール
国内ソフト開発会社でのソフトウェア開発、企画、営業職を経て、1997年マイクロソフト株式会社に入社。
グループウェアーやデータベースサーバー製品のマーケティングを担当したのち、サーバーOSやマイクロソフト主力製品であるWindowsのマーケティングを担当し、製品出荷を多数手掛けた。
その後、2011年7月に、教育機関でのIT化を推進するパブリックセクター統括 本部 業務執行役員文教本部長に就任し、現在に至る。
『モバイル/ユビキタス時代のユーザインタフェース技術』(講演 16:00~17:00)
従来の計算機はマニアや専門家が特殊な用途に利用するものであったが、現在の計算機は人間の弱点や障害を克服し暮らしを豊かにするための装置となりつつある。
いつでもどこでも誰でも計算機を活用できるユニバーサル/ユビキタスコンピューティングを可能にする様々なユー ザインタフェース技術について解説する。
講師
増井 俊之
慶應義塾大学 環境情報学部 教授
プロフィール
1984年東京大学大学院修了。シャープ、ソニーコンピュータサイエンス 研究所、産業技術総合研究所、Apple Inc.などに勤務後、2009年4月より 慶應義塾大学環境情報学部教授。情報検索、テキスト入力、情報視覚化、実世界指向インタフェース、予測インタフェース、認証技術など、ユーザインタフェースに関連する幅広い研究開発を行なっている。
ケータイ電話やスマートフォンで広く利用されている予測入力システムの開発者。QuickML,本棚.org, Gyazo.comなど、各種のWebサービスを運用中。「インターフェース」誌で新しいインタフェースの話題を連載中。
Web:http://pitecan.com/