第37回研究会(2016年3月14日)ヒューマンコミュニケーション

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2016年3月14日 第37回研究会

日時 2016年 3月14日(月) 13:30~17:20
(意見交換会 17:30~19:00)
場所 TKPガーデンシティPREMIUM秋葉原
(東京都千代田区外神田1-7-5 フロントプレイス秋葉原3F)
アクセス地図はこちらです

プログラム

開会挨拶 (13:30~13:40)



総会 (13:40~13:50)

『つながりのデザイン~人はなぜスマホを手放せないのか』(講演 13:50~14:50)

駅でも街でも、ながらスマホの人を多く見かける。なぜスマホを手放せないのか。なぜソーシャルメディアを四六時中使うのか。本講演では、楽しいつながりや嫌なつながりを社会学の視点から概観することで、危ないスマホの疑問を解き明かすとともに、ネットの呪縛から逃れる方法を考える。

講演者

講師

小川 克彦
慶應義塾大学 環境情報学部 教授

プロフィール

1954年神奈川県生まれ。1978年慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程修了。同年電電公社(現在NTT)入社。技術企画本部通信網担当課長、ヒューマン インタフェース研究所主幹研究員、生産企画部サービス企画担当部長、研究開発 本部R&D戦略担当部長、サイバーソリューション研究所所長を経て、2007年より現職。工学博士。

現在、ネット社会論、ヒューマンセンタードデザイン、ネットサービスに関する研究と教育に従事。主な著書に「デジタルな生活-ITがデザインする空間と意識」(NTT出版)、「つながり進化論-ネット世代はなぜリア充を求めるのか」(中央公論新書)がある

(休憩 10分間)


『コミュニケーションメディアのデザイン~学術的アプローチと実践的アプローチ』
(講演 15:00~16:00)

人のコミュニケーションを支えるメディアのデザインに関し、認知心理学から工学応用する学術的アプローチと現場調査にもとづく実践的アプローチの二つの事例を紹介する。

講演者

講師

井原 雅行
日本電信電話株式会社  NTTサービスエボリューション研究所
主幹研究員

プロフィール

1994年東工大・修士了。同年、NTTヒューマンインタフェース研究所入所。人間の好みのモデル化、価値観共有、ヒューマンアフォーダンスの研究等に従事。近年は災害時向け情報流通技術の開発、事業化に取り組む。2002-2003年加国 New Media Innovation Centerおよびブリティッシュコロンビア大学にて客員研究員。

現在、NTTサービスエボリューション研究所主幹研究員。工学博士。ACM、電子情報通信学会、情報処理学会、画像電子学会各会員。

(休憩 10分間)


『ロボットの知能処理技術:音声コミュニケーション技術に焦点を当てて』

Deep Learningを皮切りに人工知能が目覚ましい速度で進化を続けている。少子高齢化が進展する中、人工知能とロボットに関する技術が融合し、人の労働を支援するサービスロボットの普及が進むと考えている。本講演では、人と共に暮らすサービスロボットにおいて必要不可欠な音声コミュニケーション技術を中心に、現在開発を進めているEMIEWの機能を紹介する。

講演者

講師

戸上 真人
株式会社日立製作所 研究開発グループ
システムイノベーションセンタ
ユニットリーダー主任研究員

プロフィール

2002年東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了。2011年9月同博士後期課程修了。博士(工学)。2003年10月(株)日立製作所入社。以後、中央研究所を経て、現在、研究開発グループシステムイノベーションセンタ所属。音声信号処理の研究グループのユニットリーダー主任研究員として、人間共生ロボットEMIEWの知能処理、音声認識、音声合成、音声対話、音響信号処理の研究開発を推進している。

閉会挨拶 (17:10~17:20)


意見交換会 (17:30~19:00)